「HIraKU」は、ピアノ(鍵盤楽器)をテーマに、さまざまな演奏や音楽の創作を学ぶことのできる
音楽教室と、音楽の表現を通じた交流の場です。
音楽の演奏や創作を、それぞれのペースで日常の生活の中で気軽に楽しんだり、様々な思いや感動
印象を表現したり、記録(創作)できるようになることをめざしています。
音楽を通じて、人と繋がったり、今まで知らなかった価値観や考え方に出会いながら、毎日の生活を
ちょっと楽しくしてみませんか。
レッスンは、学びたい人の思いや意思に寄り添いながら、その人にとって最も「楽しい」「わかる」と思える方法で進めていきます。
「ひらく」という言葉には、「閉じていたものがあけ広げられる」「花が咲く」「わだかまりがなく
なる」「物事を始める」「未開拓の場所・土地などに手を入れて利用できるようにする」「良い方向に
向くように努める」「会などを催す」「疑わしいことを解明する」などの意味があります。
この場所を通じて伝えたいこと、どうありたいかということ、大切にしておきたいことをすべて含んだ
言葉ということから、こんな名前をつけています。ピアノを「弾く」ことで表現することをメインにした
場所なので「HIKU」というワードも掛けています。
ロゴは、音符と休符をあしらったデザインで、
人と人が一緒に手を携える様子も表現しています。
一人ひとりの持ち味を大切にした活動
ピアノを学ぶ人それぞれ、タイプはさまざまです。耳で聞いて音を取ることが得意な人もいれば、楽譜をしっかり読むことが得意な人もいます。不得意な部分は伸ばしていくことももちろん大切と考えていますが、HIraKUでは、目標を「まずはピアノを弾けるようになる」というところに置いています。弾けるようになるルートも人それぞれ。その人の強みを一番発揮しやすい手段を一緒に探し、サポートしていくことを心がけています。
おとなもこどもも関係なく、一人ひとりの持ち味や強みを見つけて、「できる」ことへの自信を深めていくことを大切にしたいと考えています。
「コードネーム」の理解(作曲や編曲の視点からのアプローチ)
これは、講師自身の音楽履歴によるところも大きいです。講師は洋邦新旧問わず、ポップスが大好きです。中学生の頃に「コード」に興味を持ち、それを覚えることで、音楽の世界がグッと広がりました。
具体的には、自分の弾きたい曲を自由自在に、自分の編曲で弾いたり、作曲ができるようになったり、はたまたバンド活動で、一人だけではなく、誰かと合わせるためのツールとして活用できたり、といったことです。
音楽教室「HIraKU」では、ピアノを弾く力がある程度ついてきたら、受講される方の得意な部分や実力に合わせて、コードと耳を頼りに演奏するアプローチについても触れていきます。
コード学習を少しでも身近で敷居の低いところから進めていきたいと考えていますので、図形や色分けした譜面や、補助道具を使ってコードを学んでいきます。ポータブルキーボードの自動演奏機能や補助演奏機能なども使っていきます。「身近な歌や曲をどうやったら弾けるようになるか」に力を入れようと考えています。
ここで学んだ経験をもとにして、楽譜のみに頼らずに、自分自身で自由に演奏ができたり、将来誰かと合わせることができるようになることを願っています。
また、作曲や編曲についても、理論よりも「まずは作ってみること」ということを大事にしたいと考えています。講師が教える、というよりは、学ばれる方と共に、わからないことはともに考えたり、調べながら作り上げるプロセスを共有していきながら進めていきたいと考えています。