レッスン室は、玄関を入ってすぐのところにあります。
陽の光が差し込む窓のある、落ち着いた空間です。
レッスン室、待合スペースともにエアコンがついています。
レッスン室には楽譜も置いています。自由に手に取ってみてください。
また、レッスンの順番待ちをしたり、簡単な勉強や予習ができる机を用意しています。
ピアノを使わないレッスン(作曲やDTM、音楽理論の話など)は、ここでおこないます。
また、待合スペースには、大きな書棚があります。音楽にまつわる本のほか、文庫本や絵本、画集、エッセイや詩集など、蔵書の一部を置いています。
本はレッスンの前後に手に取って読むことができます。
教室で使用するピアノは、ベヒシュタインの「12n」というモデルのアップライトピアノです。
1972年製のピアノです。ふくよかな音色で、音の輪郭もとてもクリアです。
このピアノ、アップライトピアノですが、グランドピアノに負けない豊かでレンジの広い音色を出せます。
ベヒシュタインは世界の3大ピアノメーカー(スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン)の一つで、なかでもベヒシュタインは、アップライトピアノの製造については、とりわけ秀でたメーカーです。
「表現力豊かな、音色の良いピアノで学習する」ことは、楽器に対する耳を育てていく上でとても大切です。
また、表現力のレンジが広いので、弾き手の状態や実力を素直に反映してくれます。「こういう音を鳴らしたい」というイメージに十分に応えてくれます。
hàmmeとしてのアルバム制作でも、このピアノを使用しています。
ピアノは、湿度調整をしながら調律も半年ごとに行なっていて、つねに良い状態でピアノが弾けるように配慮しています。
レッスンでは、ピアノのほかにも写真のようなポータブルキーボードを用意しています。
おもにコード演奏のレッスンでの活用を考えています。左手の指1本でコードを鳴らせたり、コードを押さえるだけで1人バンド演奏のようなこともできるので、比較的手軽に音楽の楽しさを味わうことができます。
講師が中学生の頃、クラシックピアノを一度やめて、ポップスに開眼したきっかけも、ポータブルキーボードでした。
右手でメロディが弾けるようになり、左手でメロディに合わせて3つのコードを押さえるか、1本指でベース音が押さえられるようになったら、チャレンジのタイミング。
演奏方法を覚えていく過程で、音楽の構造やコードのしくみについて、順番に学んでいきましょう!